皿式の沸かし方を徹底解説!!ブラインシュリンプを沸かすなら皿式で間違いない!

 

 

 

 

どうもこんばんはこんにちは。

 

まさみずです。

 

今日はブラインシュリンプ

について説明したいと思います。

 

 

 

 

私はコリドラスパンダの稚魚を育てる際に、ブラインインシュリンプを使用しています。

 

稚魚の口は小さいため、普通の赤虫や、フレークは食べてくれません。

ですのでブラインシュリンプを使います。

 

 

 

今回は、私が実際に行っているブラインシュリンプ沸かし方や、塩抜きなど。さらに、沸かしてから稚魚たちに与えるまでの工程を、細かく説明していきたいと思います。

 

 

ブラインシュリンプの説明はいいから沸かし方知りたいって方は目次から飛ばしちゃってOKです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.ブラインシュリンプとは

ブラインシュリンプとは、アルテミアとも言われているそうで、世界各地の塩水の湖に生息している、微生物のことだそうです。

 

 

お店で売っているのは

ブレインシュリンプの卵であり

ブラインシュリンプエックス

と言われています。

 

 

これはブラインシュリンプの卵を

乾燥させていわゆる

休眠状態になったものです

これを一般的には乾燥耐久卵と呼びます。それを私たちが孵化させて稚魚に与えるわけなんですが、

このブラインシュリンプ

卵の状態から孵化する適温と言うものがあります。それは約27度から28度と言われています。

この温度で24時間以内にします。

 

 

 

一般的な説明はこのような感じですが、

私はヒーターなどを使っていないので、大体25度から26度になっています。それでも充分に孵化してくれています。

 

 

 

ブラインシュリンプは孵化した際、ライトで照らしてみるとわかるのですが、かなり小さく

全体的にオレンジ色をしています。

 

この孵化したてのオレンジ色の時が

1番栄養価があると言われています。

 

 

3日くらい経って

色が薄くなってきたブラインシュリンプは、

私も経験がありますが、あげても食べる事は食べるんですがあまり栄養素は無いらしいです。

 

 

ですので孵化したら、

できるだけ早く稚魚に与えてあげましょう。

 

 

 

2.ブラインシュリンプの沸かし方

次にブラインシュリンプの沸かし方ですが、基本的に2種類の方法があります。

 

 

1つ目はハッチャーと言って

市販の物を購入して沸かすもの。

この方法は私は使用したことはありません。

他のサイトに詳しく書いてありますそちらをご覧下さい。

 

 

3.ブラインシュリンプの沸かし方皿式

私が説明するのは、2つ目の皿式と言うものです

 

 

 

ブラインシュリンプを沸かす際に、1番と言っていいほど大事なものが酸素です。

 

逆に酸素があれば、後はほんの少しの光と、

適した塩分濃度さえあれば

ブラインシュリンプは簡単に沸かすことができます

 

 

この酸素、光、塩分濃度のみの

3要素を利用してブラインシュリンプを沸かす方法

というのが、皿色です

 

 

 

さらに言えば、この方法を利用して、

 

できるだけ簡易的に

できるだけ手間のかからないように

したのが皿式です。

 

 

 

私はこの皿式で毎日大量のブラインシュリンプ

我が家の稚魚たちに与えています。

 

 

 

この記事を読めば、はあなたは必ずと言っていいほど、ブラインシュリンプを沸かすのが楽しくなり毎日あなたのお家の稚魚ちゃんたちに新鮮な

ブラインシュリンプを与えることができるでしょう。

 

 

 

さて、まずは皿式の用意するものについて書こうと思います。用意するものは以下のものです。

 

 

  • 百均の2枚組セットタッパー 2セット 沸かす用

       (↑のタッパーは合計4つ用意)

 

  • それよりも少し小さめのタッパー1つ (塩保管用)

 

  • 簡易式のコーヒー用濾し器

 

  • そのコーヒー濾し器に合うコップのようなもの

 

  • コーヒーフィルター

 

  • スポイト

 

 

  • 大さじ小さじが計れるスプーン

 

  • 百均で売っているライト

 

 

 

 

くらいです。

ほとんどのものは、百均で揃えることができます。スポイトなどはアクアリウムをやっている方はおそらく持っている事でしょうが、これは頻繁に塩水を吸い上げるため、気になる方は別のものを新しく用意してもいいかもしれません。

 

 

あと私が失敗した経験上、塩だけは百均の安いやつではなく

できればあと20円位出して、普通の料理コーナーで売っている食塩を使用したほうがいいです。

 

百均で売っている塩は溶けにくく、水を白く濁らせる事があります。試しに私もこれでブラインシュリンプを沸かしてみたのですが、大失敗しました。

 

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実際の写真ですが、アクエリアスみたいに、白く濁ってますよね。この塩では、やはり孵化率がかなり悪かったです。

 

 

ほんのちょっとなのでケチらず

料理コーナーの食塩を使用しましょう

 

 

 

では具体的な沸かし方です。

これは私の場合のケースですので、育てている稚魚の量や、ブラインシュリンプを与えたい量によって各自調整してみてください。

 

 

 

まず私は、このタッパー1つ

半日と言う単位で見て使用しています

 

 

どういうことかと言うと

このタッパー1つで沸かした分を

半日で稚魚たちに与えるということです。

 

 

えー、イメージつきにくいと思いますが

まず1日目に1つ目のタッパーを使用して

ブラインシュリンプを沸かします

 

 

その1つ目にブラインシュリンプ

沸いているか、沸いてていないにかかわらず

半日たったら2つ目のタッパを使いブラインシュリンプを沸かし始めます。

 

また半日たったら、2つ目のタッパーにブラインシュリンプ沸いている、沸いていないにかかわらず

 

 

3つ目のタッパーで

ブラインシュリンプを沸かし始めます。

 

 

後は同じです4つ目も

3つ目から半日たったら

ブラインシュリンプを沸かし始めます。

 

 

ブラインと言うのは、沸かしてすぐ沸いてくるわけではありません。

沸かし始めてから沸き始めるまで、

時間が生じます。これが大体1日です

 

 

 

ということわは、1つ目のタッパーでブラインシュリンプを動かし始めて

3つ目のブラインシュリンプを沸かし始める頃には

 

1つ目のタッパーは約1日経過しているということになりますですので、1つ目のタッパには必ずブラインシュリンプが沸いています。

 

 

という感じで、4つ目を沸かし始めるときには

2つ目には必ずブラインシュリンプがわいています。

 

 

 

四ッ目を沸かし始めて

また半日たったら、1つ目を掃除してまた1つ目にブラインシュリンプを沸かし始めます。

 

 

あとは、この繰り返しです。

ブラインシュリンプは1日で孵化するとは言いますが

 

大体個体差で2日かかる子もいますですので

タッパーを4つにすることで、ブラインシュリンプが沸くのにかけられる時間を、2日かけることができこの2日間で

ある程度すべてのブラインシュリンプを沸かし、採取しきる。

 

 

と言うことになります。

 

1日毎で交換していたら

まだ孵化していない卵を捨てることになりますが、

これをタッパーを4つにすることで

 

1つのタッパーに2日という

猶予が与えられると言うことです。

 

 

 

ここでタッパーを4つ使わずに

2つのタッパーで水を多くして

卵も多く入れればいいんじゃないの

 

 

と思う方もおられると思います

私もそう思って実験してみました

 

 

 

 

すると大量に沸かすことができたのですが

 

 

 

すぐに底に沈殿して

ほどんどのブラインシュリンプが死滅していました

 

次の日には水がにごり

まるで赤潮を見ているようでした

 

 

 

この理由を考えた時に至った答えが

「溶存酸素の不足」です

 

 

 

溶存酸素とは水の中に溶け込んでいる酸素のことです

 

 

皿式の特徴として

一切エアポンプを使ってエアレーションをしていません

 

どのようにしてタッパーの塩水に酸素が溶け込んでいるかと言うと、大気圧で水面に空気を押し付けて

 

 

それがだんだん溶け込んでいると言うわけです。

 

という事は、どうしても水の量に対しての水面の割合で

 

その塩水の中の溶存酸素が決まってしまう。

 

 

と言う事は、ブレインシュリンプがいちどに大量発生してしまうと

塩水の中の溶存酸素が不足してしまい

ほとんどのブラインシュリンプが酸欠によりなくなってしまうのです。

 

 

ブラインシュリンプを沢山沸かしたいのはわかるのですが、この溶存酸素と与えたいブラインシュリンプ量のバランスを調整したのが、

 

 

半日に耳かき3杯配分くらいの卵を沸かす

 

その次に沸かすのが、1日後だとタッパー1つで、1日分を補わなければならなくなり、それは少し足りない気がするので、半日サイクルで沸かすと言う結論にいたりました。

 

ここまでは、サイクルの話でした。

次に、肝心の塩水の作り方について説明します。

 

これは、実際に私がやっている方法です。

 

 

 

①新しく沸かす用のタッパーを準備する。

 この時、前回のブラインシュリンプの死骸や、

殻 が残っている場合がありますので

面倒ですが水道で軽く洗いましょう

これだけで孵化率がかなり変わってきますよ。

 

 

 

②毎回決まった量の水道水を入れる。

タッパーを洗い終えたら、毎回決まった量の水道水をいれましょう。

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この時、一度軽量カップなどで水を計り

ある程度計算しやすい水量にすると、後でらくです。

 

私の場合は水を400cc入れ

だいたいその水面くらいに

油性ペンで印をつけています。

 

 

③水に対して2%の食塩を入れる。

 ブラインシュリンプエッグの

種類によって少しちがいはあるらしいのですが

私の使っているブラインシュリンプエッグ

(テトラ ブラインシュリンプというやつです。

一番ポピュラーなやつだとおもいます。

パッケージ黄色です。)

 

は、塩分濃度2%となっているので

400ccの水道水に対して8gの食塩を投入します

 

 

この時に軽量スプーンをつかうわけですね。

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300ccの水であれば、6gです。

計算の仕方は、水道水×0.02をしたら、

投入するべき食塩の量がでますよ。

 

 

 

④スポイトなどで、食塩を十分に溶かす。

投入した食塩は、そのままでは溶けませんので

スポイトなどでまぜて、食塩を溶かしてあげて下さい。

 

 

 

 ⑤自分好みの量のブラインシュリンプエッグを投入。

ここで、ようやく冷蔵保管しておいた

ブラインシュリンプエッグを投入します。

卵の量なんですが、

私みたいに調味料のビンに移している方は、

投入した際に水面に

直径3センチ

ほどの円に広がるくらいが目安だとおもっています。

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こればかりはお好みなので、

少し少なめから徐々に増やしていって調整して下さい。

しかしここで注意なんですが、

ブラインシュリンプエッグを沢山入れれば沢山沸くというわけではありません。

先程も述べた通り、沢山入れてしまうと一気に孵化した際に、ブラインシュリンプが酸欠になり、結果おおくの死骸を出すことになるので、注意しましょう。

 

 

 

⑥浮いているシュリンプエッグをかき混ぜる。

   投入しただけでは、ブラインシュリンプエッグは浮いた状態ですので、これまたスポイトでかき混ぜ、沈めてあげましょう。

 

 

 

これで、沸かす準備は終わりです。

あとは、ブラインシュリンプが沸いているのを待つのみです。

 

慣れれば毎日ほんの10分くらいですみます。

 

4.ブラインシュリンプの塩抜き

ここまで読めばある程度

ブラインシュリンプ

毎日少量沸かすことができるようになってるんではないかと思います。

 

 

ではその沸かしたたブラインシュリンプを、どのようにして稚魚たちに与えるのか。

 

 

 

ここで

 

 

・コーヒーの濾し器

・コーヒーフィルター

・その下のコップ

・スポイト

・ライト

 

 

が役に立ってくるわけです。

 

 

まずブラインシュリンプの特性として光に集まる習性があります。これを利用してライトを集めたいタッパーの側面に照射しましょう。

 

するとすぐに、ブラインシュリンプが集まってくると思います。

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その時にあらかじめスポイトなどでブラインシュリンプを集めたい所に沈殿している卵などをどけておけば、後でスポイトで吸うとき、楽勝です。

 

10分から15分照射していたらブラインシュリンプが、みるうちに集まってくると思います。

 

これをスポイトでしゅーっと一網打尽しましょう。

 

そのままコーヒー濾し器にセットした、コーヒーフィルターに吐き出して、ブラインシュリンプだけを取り除きます。

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これを何回か繰り返し、ブラインシュリンプをある程度集めます。

 

 

この時使用しているタッパーが3つ以上。

つまりある程度のサイクルを回してきたら

わかると思うのですが、

 

 

他のタッパーにもブラインシュリンプが湧いていることがあります。

 

それは遠慮なくすべて採取してください。

 

そのほうが新鮮のブラインシュリンプを与えることができますし、そのための予備として半日ずつ沸かしているのでここで採取しても問題ありません。

 

 

そのかわり半日毎に新しいブラインシュリンプ沸かすことを忘れないようにしましょう。

 

 

ブラインシュリンプをある程度集め終わったなら、コーヒーフィルターの下にオレンジ色の沈殿物がうようよ動いている事でしょう。

 

 

 

これがブラインシュリンプです。

このまま上げるのもありなのですが、

私は一度水槽の水でブラインシュリンプ

塩抜きしています。

 

 

ごくまれにそのままあげる人もいるそうなのですが

必ずと言っていいほどこのブラインシュリンプたちには塩水がついています。

 

それを半日に1度あげていると、

あれよあれよと言う間に、水槽の中に塩分が混ざっていきます。

これはさすがに嫌ですよね。

 

 

 

ですので、ブラインシュリンプを濾した、コーヒーフィルターに水槽の水をスポイトを入れ、繰り返し水洗いしていきます。

 

 

2.3回やれば、塩水は洗い流せるので

 

最後スポイトで水槽の水をもう一度吸い込み

再度コーヒーフィルターの中に入れましょう

 

5.ブラインシュリンプの与え方

 

 

今度は洗い流すのではなく、水と一緒にブラインシュリンプをスポイトに吸い込むので

 

水槽の水を入れた途端に吸い込んであげてください。

 

この際の注意点として、コーヒーフィルターの周りにブラインシュリンプがついていることがあります。

ですので、スポイトで周りのブラインシュリンプを真ん中に集めるようにして水槽の水をかけてあげます。

 

 

水槽の水をスポイトに吸い込んだら、そのまま稚魚のいる水槽にドボンです。

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一度では、フィルターの中のブラインシュリンプは集めきれませんので、コーヒーフィルターの縁についたブラインシュリンプを端からから真ん中に集めるように水槽の水をかけてあげます。

 

これを、3回ほど繰り返したら、

これで塩水から塩抜きされた

新鮮なブラインシュリンプ

稚魚の水槽に入りました。

 

 

 

しかしこのままでは、ブラインシュリンプは水中を舞っています。

 

ここからはコリドラスの治療を育てている方へのアドバイスなのですが

 

 

コリドラスの稚魚は

水中に漂っているブラインシュリンプを食べることができません。

 

 

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ですので先程のライトを

このようにして水槽の底に

ブラインシュリンプを集めてあげると

見事にきれいに食べることができます。

 

と言うわけで初めに百均で買うライトは

このような形のライトをお勧めします。

 

 

ちなみにこれはダイソー

200円位で買いました。

 

 

また、ブラインシュリンプの卵をを購入した際に

ジップ付きの袋に入ってると思いますが

それから毎回スプーンでタッパーに入れるのは地獄です。

 

 

何故かと言うとジップを開ける際に、少量たりとも卵がこぼれてしまったりとか

袋から取る際に、少量の卵が床にこぼれてしまった事がかなりあります。

 

 

卵はかなり小さいので掃除が大変です。

ですので私は現在、

百均に行ってある調味料入れる用の小瓶に

全て移して冷蔵庫保管をしています。

 

 

そうすることによって卵がこぼれることもありませんし、毎回ある程度決まった量の卵をタッパに入れることができます。

 

さらに冷蔵庫保存ができる。

これが重要です。

 

 

調べたところブラインシュリンプの卵は

1度開封後、冷蔵庫にて保管していると

その後の孵化率が大きく変わってくるらしいです。

 

 

しかし、袋のまま冷蔵庫に入れていると一人暮らしだったら良いのですが、奥さんがいるところや子供さんがおられるところは

やはり嫌がられてしまいます。

 

これを調味料のビンにすることによって冷蔵庫にこぼれるのを防げるますので、気軽に冷蔵庫保存ができると言うわけです。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

 

このようにして私は毎日大量のブラインシュリンプ

コリドラスの稚魚及び、他の魚の稚魚たちに与えています。

こうすることによって、稚魚たちも毎日新鮮なブラインシュリンプを口にすることができ、ますます大きくなってくれています。

 

 

今まで通りペットボトルで酸素を炊き沸かしていたら、ブラインシュリンプの卵の無駄にもつながっていましたし

 

安定して稚魚たちが、餌を食べなかったことでしょう。

皆さんもコリドラスの稚魚に限らず

魚の稚魚を育てる際には、ぜひ皿式にて

ブラインシュリンプを育ててみて下さい。

 

 

 

 

それでは今回は私のブラインシュリンプの沸かし方

 

 

についてでした。またTwitterもやっていますのでTwitterをされている方はぜひフォローをよろしくお願いします。

 

 

毎日ではありませんが稚魚の様子を更新したり、その他メイン水槽の様子もあげたりしています。皆さんのフォローお待ちしております。

 

 

 

かなり長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございましたでわっ!